こんにちは。かわさき(@kawasa55_)です。
私は新卒のとき正社員で就職し、その後正社員での転職も経験しました。それ以降は派遣社員として10年以上さまざまな会社で働き、現在に至っています。
今回は、正社員から派遣社員へと働き方を変えた私が感じる、派遣で働くメリットやデメリットを解説していきます。
派遣で働くメリットとは?
派遣は不安定な仕事だと思われがちですが、派遣社員だからこそのメリットもたくさんあります。
それでは、派遣で働くメリットを見ていきましょう。
派遣会社のフォローがあるので安心
派遣会社は仕事を紹介してくれるだけではありません。仕事の紹介から契約終了まで、仕事に関するサポートをしてくれます。
職場でトラブルが起こった際にも、派遣会社が間に入ってくれることが多いので、スムーズに解決できます。
正社員やアルバイトであれば、トラブルがあった場合でも自分で解決しなくてはなりません。
派遣会社によって対応は異なりますが、職場での疑問や不安を相談できたり、定期的に様子を確認してくれたりするなど、心強いバックアップ体制が整っています。
仕事内容が明らかなので働きやすい
派遣社員の仕事内容は契約書に全て明記されており、「契約外の仕事が発生しない」ということは大きなメリットのひとつです。
契約時に「残業なし」の求人を選んでおけば、残業が発生する心配もありません。
きっちりと明記された契約書をもらえるのは、とても働きやすく安心して仕事をすることができます。
基本的に転勤はない
正社員で働いていると、望まない転勤や海外赴任などを命じられることもあります。
派遣社員は基本的に転勤はありません!
小売店などであれば、同じ会社の違う店舗に移動になることがあるかもしれません。ですが、転居を伴う転勤はありません。
さまざまな会社でスキルアップができる
さまざまな会社で働くことで、合わないと思っていた仕事が意外に楽しかったり、こんな仕事もあるんだと視野を広げることができます。
派遣の働き先は多くあり、普通だと入社が難しいような大企業や人気企業で働けるケースもあるため、スキルアップが望めます。
派遣社員の中には、あえて派遣を選択することで、大企業で働いている人もたくさんいますよ。
副業ができる
派遣会社は副業を認めている場合が多いです。
企業との契約で副業禁止の場合もありますが、それはかなり稀です。
同じ派遣会社からの紹介で短時間の仕事を2つ掛け持ちしいている人もいますよ。
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人間関係が煩わしくない
正社員の退職理由には人間関係が挙げられることが多いです。
仕事内容に不満がなくても、人間関係に悩みがあると、心身ともにストレスがかかってしまいます。
その点派遣は、人間関係のしがらみが少ないです。
派遣社員は、「契約内の業務をするため」に派遣されているので、飲み会や懇親会などに参加を強制されることはほとんどありません。
上下関係やお付き合いなどのしがらみに縛られることが少ないので、プライベートの時間を重視したい人にもメリットが多いです。
派遣で働くデメリットとは?
メリットがあればデメリットもあるもの。次に、派遣で働くデメリットを見ていきましょう。
雇用が安定しにくい
派遣は、雇用が不安定になりやすい働き方です。
同じ会社の同じ部署で派遣として働けるのは、「最長で3年」となっています。そのため、仕事が頻繁に変わることがあるので、安定しないのはデメリットでしょう。
派遣社員側が長く続けたいと思っても、契約満了のタイミングで打ち切られてしまうリスクもあります。
派遣の契約は、3ヶ月ごとか6ヶ月ごとの更新が多いですが、派遣先の事情によっては更新されないことも珍しくありません。
収入が安定しにくい
派遣では、ほとんどの仕事が時給制です。そのため、収入は実際に働いた日数や時間に左右されます。
つまり、GWや年末年始など、休みが多い月は給与がダウンしてしまいます。
私は収入減を防ぐために、休みを利用して副業をしていますよ!
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ボーナスが出ない
派遣社員は、雇用期間が決められているため、昇給がありません。
ボーナスなどの賞与が支払われることも基本的にありません。
派遣先の会社と雇用契約を結んでいるわけではないので、正社員のように給与とは別にボーナスは支払われません。
納得して働いていても、賞与の時期にボーナスの使い道で正社員が盛り上がっていると、会話に入れないことがつらいと感じる人も多いようです。
責任のある仕事を任せてもらえない
派遣で働くと、「仕事内容が明確」というメリットの一方で、それ以外の仕事は契約外となり、責任のある仕事や応用性のある仕事を任せてもらえないことが多いです。
「新しい仕事に挑戦したい!」「どんどん昇進したい!」など、仕事にやりがいを求める人は、派遣の働き方は物足りなく感じるかもしれません。
仕事のやり方や方針に対して、派遣社員は基本的に口を出すことができません。
単調な作業が苦手な人や、業務効率の改善などを推進していきたい人は、派遣ではモチベーションを維持しにくいでしょう。
派遣社員はこのような人におすすめ!
派遣の仕事には向き不向きがあります。では、派遣に向いているのはどのような人なのでしょうか。
条件にこだわって働きたい人
派遣社員は、勤務時間や日数、勤務地や服装など、細かな条件にこだわって働くことができます。
アルバイトで働くより時給が良い場合が多いですし、勤務時間や日数が契約で決まっているので安心です。
週3日ほどの仕事や短時間の仕事もあるので、小さなお子さんがいる主婦の人にもおすすめの働き方です。
資格を活かして働きたい人
幅広い知識や資格をもっている人にこそ派遣はおすすめです。
企業側の力になる人材であれば、正社員で働くよりも良い労働条件で働くこともできます。
語学やパソコン関連の資格を持っている人の中には、時給2,000円という高待遇でしっかり稼いでいる人もいますよ。
新しい環境にすぐ適応できる人
派遣での仕事は、短期の契約から長期の契約までさまざまです。
短いものだと1ヶ月、最長でも3年間しか同じ職場にはいられません。
環境の変化にストレスを感じることなく、新しい環境に慣れるのが早い人が向いています。
好奇心旺盛な人
自分のこだわりが強すぎる人は派遣には向いていません。
必ずしも自分の希望する会社や仕事内容で働けるわけではないからです。もちろん職種を選ぶことはできますが、魅力的な求人には他の派遣社員も殺到します。
「この仕事以外やりたくない」という人は正社員での仕事をおすすめします。
さまざまなことに興味がもてる好奇心旺盛な人は、派遣での仕事を楽しめますよ。
割り切って仕事ができる人
仕事は仕事と割り切って働ける人ほど派遣に向いています。
もちろん派遣の仕事にも責任感は伴いますが、正社員ほどではありません。
この会社に貢献したいという想いが強い人は、派遣では物足りなく感じるかもしれません。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
派遣社員は、自由度の高い働き方ではありますが、「3年以上同一の職場で働くことができない」「雇い止めの心配がある」などのリスクもあります。その他にも、正社員との待遇差に不満を持つ人も少なくありません。
「正社員で働く」か「派遣社員で働く」か。
メリットやデメリットを理解したうえで、自分のライフスタイルや将来のことも良く考えて、総合的に判断しましょう。
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